ケン ハラクマ
アシュタンガヨガの創始者 シュリ・K・パタビジョイス氏より日本人初のアシュタンガヨガ正式指導資格者として直接認定を受け、日本中にアシュタンガヨガを広め、現在では日本を代表するヨガの第 一人者として、アシュタンガヨガを中心に国内外にて幅広いヨガの指導とワークショップを行うほか、合宿・指導者養成や、メディア・教育・各種企業へのヨガ コンサルティングなど、健全なヨガの普及活動に努め、常に日本のヨガ界を牽引し続けている。
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2019-07-11

「マインドフルネス」の最前線──「VR」と「ヨガ」の融合

TABI LABOより

マインドフルネス、コンシャスハッキング、そして瞑想──。私たちの意識を見つめ直し、よりよく活用するための試みが、今、様々な手法でおこなわれています。VR(仮想現実)という最新のデジタルテクノロジーを用いて開発が進められているトレーニングギア「VR瞑想」の現在と未来に、「クリスタルボウル」の奏者である私 Magali Luhanが迫ってきました。

古代インドから続く修行法と
最新テクノロジーの出会い

「VR瞑想」は日本におけるアシュタンガヨガの第一人者・Ken Harakuma(ケンハラクマ)氏が監修をしています。
「ヨガの先生が瞑想のマシンを監修?」と思われるかもしれませんが、アシュタンガヨガの教えには「8つの枝(八支則)」というものがあり、私たちが「ヨガ」と聞いてイメージする、複雑なポーズや動きは「アサナ(座法)」と呼ばれる枝のひとつにすぎません。
複雑なポーズや動きがヨガのすべてではなく、マインドフルネスで語られるような意識の集中や観想、一体感も、アシュタンガヨガの大切な枝のひとつなのです。
私は「クリスタルボウル」という水晶から作られた楽器を用いた、瞑想や癒しの音楽イベントを手がけており、これは、楽器から奏でられる深い音によって意識を自然に深い瞑想状態へと誘導していくというもの。
ヨガが内的な要因(自己の鍛錬)によって瞑想へ至るのと違い、外的な要因(楽器の音)によって瞑想へと導いています。
アプローチは異なりますが、どちらも自分自身のあるべき姿を再確認し、バランスを整えていくという点では同じ方向を向いています。
今回は、VR瞑想の監修者であるケンハラクマ氏と、開発を担当した『株式会社ヴィヴァーチェネクスト』のコンテンツクリエイター・村山英子氏にVR瞑想の可能性についてお話を伺いました。

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